2014年3月16日日曜日

既存SEOの終わりが始まる

最近Googleがリンクネットワーク周りであわただしく動いてますね。
あれ見る限り、既存のSEOはしっかりしたごく一部除いてそろそろあっさり消される運命かと。
現状でホワイトハット謳ってるグレーな皆さんとか。

まず、リンクネットワークっていうのが何か。
SELのこの記事が詳しい。
http://searchenginewatch.com/article/2261642/Link-Networks-Dont-Build-Your-SEO-Strategy-on-a-House-of-Cards

例を挙げるとこんな感じ。
Aさんはうどん屋。Bさんは服屋。Cさんは農家。
まったく共通点もビジネス上の接点もない彼らに、リンクネットワークであるDDDDさんはこんな提案をします。
「皆さんのサイトをDDDDネットワークの一員にしませんか」
なんで?
「そうすればお互いに’協賛会社’’関連企業’としてリンクを張り合っても、自然な内部リンクです。リンク数増やして検索順位上げましょうよ」
じゃあどうやって偽装するの?
「皆さんのサイトに’わが社はDDDDネットワークの承認を受けています’’DDDDネットワーク協賛企業’みたいな一文置きましょう」
「あと、DDDDネットワークのロゴも貼っときましょう」
「なんならDDDDネットワーク用のサイトも、私が用意いたしますので」

でもこれって、どう見ても不自然ですね。
テンプレの使いまわし。アナリティクスID同じ。IPやオーナーが同じ。
当然規約違反です。有償リンクによる不正なランク操作ですから。

てなわけで規制始まりました。
まずはイタリア・スペイン・ドイツ。
以下二つはSELの該当記事です。
http://searchengineland.com/google-penalizes-italian-spanish-link-networks-186743
http://searchengineland.com/google-penalizes-two-german-link-networks-one-efamous-186721

「まあうちリンクネットワークじゃないし」と思ってる皆さんは甘いです。
「次はゲストブログネットワークも」とのマットカッツ発言がSMXであったそうな。
https://twitter.com/sugarrae/status/444211957973778432
つまりこの動きは、リンクネットワークという特定の形態を狙ってはいない。

むしろ、先ほどあげたような
>テンプレの使いまわし。アナリティクスID同じ。IPやオーナーが同じ。
>当然規約違反です。有償リンクによる不正なランク操作ですから。
こんな手段や目的で行動してる方々は皆覚悟を決めるべき時かと。
SEOやってる方なら思い当たること多いんじゃないでしょうか。
こういう方法で、こういう目的でやってる何か。