2015年3月7日土曜日

もふもふとかぱんだとかについていろいろ

モバイルフレンドリーの件、SMXやらMobileMadnessキャンペーンやらでいろいろ情報公開されてますね。
とりあえずぐぐる先生の中の人たちが言ってたことを整理。
リンク先は大体英語なのであまり気にしないでください。
あとこっちの記事と中身同じだから、あっちを読んだっていう奇特な人は読む必要ないよ。

なんか長い言葉が多いので略語使うね。
モバイルフレンドリー→もふもふ
モバイルフレンドリーテスト→MFT
PageSpeed Insights→PSI


やたら長いので、結論だけ読みたい人はここだけ読んでくださいな。
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  1. もふもふアルゴリズムは世界中が対象。影響大きそうだよ。
  2. もふもふアルゴリズムの判定はページ単位。ぱんださんみたいにサイト一括じゃないよ。優先順位つけて重要なページからもふもふ化していくのもアリだよ。.
  3. モバイル検索にだけ影響するよ。デスクトップ検索には影響ないんで、モバイル・デスクトップで検索結果が別になるよ。
  4. 今のところ、「MFT合格すれば優遇。不合格なら残念」の○×評価にする予定だよ。「7割ぐらいもふもふだからそれなりに優遇」みたいな細かいことしないよ。
  5. もふもふじゃないページはモバイル検索にふさわしくないよね。順位にも目に見えて影響出るんじゃない?
  6. CSSが重過ぎるとMFTがタイムアウトしちゃうよ。軽くしたほうがいいんじゃない?
  7. もふもふになってぐぐる先生に評価してほしいなら、CSSとかJavaScriptとかぐぐるぼっとに見せてあげて。To get MF boost, avoid blocking Googlebot crawling onsite CSS/JS. 

役に立つページ一覧:
ツール:
MFT 
-順位のことを気にするなら、こっちには合格するようにしましょう。

PSI 
-こっちのが要求高いけど、ユーザーに配慮したりSEM全体気にかけてるならこっちも。

よみもの:
モバイルガイド
-やるべきこととかやっちゃいけないこととかが実にわかりやすい。

PSIのルール
-フォントサイズとかいくつあればいいの、といったお悩みに。
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ここからはぐぐる先生の中の人の発言一覧。最後にちょっとしたおまけもあるよ。

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世界中が対象。影響大きそう。

"この変更は世界中の全言語のモバイル検索に影響を与え、Google の検索結果に大きな変化をもたらします。" - ウェブマスター向け公式ブログ

"Thomas Goering:
もふもふってHTTPSみたいに軽いシグナルとしてデビューさせてから重くしてくの?それとも初日からスロットル全開?
むーさん:
とても目に見える形になるだろう。." - むーさん


モバイル検索にだけ影響。デスクトップ関係ないよ。

"モバイル検索だけに影響する。だから4月21日になっても、デスクトップ検索には変化はない。" - John Puts 


MFTに合格=ぐぐるせんせいにもふもふだと思われてる

"MFTにサイト*のURLを入れれば、Googleがそのサイト*をもふもふだと思っているかいないかわかる。" - John Puts
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* "サイト”は"ページ"の言い間違えだと思います。MFTってページ単位の確認ツールだし。  


ぐぐる先生「もふもふじゃないなら、モバイル検索にはふさわしくない検索結果だよね」 

”MFT(=スマホ対応ラベル)でチェックしてるのは、モバイルの世界にふさわしいサイトであるための最低要件”  - Diogo Botelho



R採点は○×式。もふもふなので+されるか、そうじゃないから+されないかの二択


"現時点では「MFTに合格="スマホ対応"ラベルがついていればもふもふ」「不合格なら問題点を指摘し、改善のお手伝いをする」の二択。
MFTのチェック点はモバイルユーザーのために最低限必要な項目なので、もふもふならランキング要素のプラス効果を受けられる、そうでないなら受けられないという二択。” - Diogo Botelho


判断はページ単位

"質問: 
サイト内の一部ページがもふもふでない場合、サイト全体が不利になることはある?
DIOGO BOTELHO:
ないよ。ページ単位で判断するので、そのページは不利になるけど他のもふもふなページに影響することはない。" - Diogo Botelho

"もふもふ判定はページ単位で行う。だから「サイト内の何割かがもふもふだから、サイト全体がもふもふになる」ということはない。" - Gary Illyes



CSS多すぎるとMFTに落ちることあるから気をつけて

"Ken Hirooka: 
CSSが20個あったページがMFTに落ちて、圧縮して10個にしたらMFT合格したって報告があるけど、ぐぐるぼっとの読めるCSS数に上限あるの?

John Mueller:

ないよ。ぐぐるぼっとはちゃんと全部読むよ。
その報告の場合、MFTがタイムアウトしちゃってるんじゃないかな?" - むーさん


ページをもふもふにすると、「ぐぐる先生が発見したら」リアルタイム反映されるよ

"Garyさんによるともふもふアルゴリズムはリアルタイムなので、「ページをもふもふにして、ぐぐる先生が発見したらすぐにもふもふアルゴリズムの効果を受けられる」とのこと" - Gary Illyes

"Garyさんによると「ぐぐる先生がもふもふであることを発見したらすぐに、URL単位で更新するよ」とのこと。" - Gary Illyes




だからもふもふにしたらクロール申請はしといたほうがいいかも

"Ken Hirooka:
WMTで「もふもふじゃないよ!」って警告されたURLをMFTにかけると「もふもふだねー」といわれる事例があるけどなにこれ?

John Mueller:

robots.txtがつい最近書き換えられたんじゃないかな?その場合反映されるのにしばらく時間がかかるよ。" - むーさん
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*robots.txtでブロックしてた時の状況がインデックスに残ってるっぽいケース。クロール促進の方法は数ページならFetch as Google,多い時にはこちら


表示速度は小さいシグナル

"表示速度は小さいシグナル。PSIで確認しようね。" - John Puts
*単純に順位だけ追っかけるなら小さいシグナル。
でも見込みが遅いページとかマーケティング視点で見たらダメダメですよね。
ここいらへん気にしておかないと、「小さいシグナルなら気にしなくていいや」みたいに勘違いしちゃうよ。


もふもふアルゴリズムの効果を受けたいなら、サイト内のCSS/JS見せてね。

"CSS/JSをブロックしていると、他の要素で合格基準に達していてもMFTには合格しない。ぐぐるぼっとにCSS/JSをクロールさせることが不可欠だ。"- Gary Illyes 
"JSをブロックするサイト外要因の扱いは?
アナリティクスのコードとかはサイト管理者にはどうしようもないことはぐぐる先生も理解している。だがサイト内のCSS/JSへのクロールは許可しよう。"- Gary Illyes
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おまけ:
昨年末くらいからとんと音沙汰のないぱんださん。
Garyさんが「ページが処理されたあとに自動で適用されるようになってるよ」と言ってたとか。
本当だとしたらもう今後パンダ変動祭りとかなくなって、各ページが更新される→更新内容を見てサイト全体の品質評価点を更新ってことになるので喜ばしいとだと思います。
パンダにダメだしされて改善したのに数ヶ月単位で放置とかいう悲しいこともなくなるだろうし、「次のパンダまだ?」って言われるたびにむーさんが曇ることもなくなるし。

残念ながら本当ではなかったようで
一応こちらで解説しました。