「サードパーティへのデータ提供によるマネタイズに取り組んでおり、その一環としてGoogleとの合意に達した。詳細については現時点でお伝えできることはないが、(昨年の実験から)Googleによって非ログインユーザーの増加が見込まれるため、前回とは違った形での考え方をしている。」
単にデータ提供して対価取るだけじゃなく、ぐぐる先生からのトラフィックをついったさん自身の発展も繋げようという点を積極的に意識していくのでしょうね。
なにはともあれめでたしめでたし。
あと、ここ数日の大変動について、ぐぐる先生からバリーさんにお返事が。
「いつもどおりにいろいろ弄ってはいるけれど、特に"アップデート"としてお伝えすることはないよ」
「ペンギンとかパンダには関係ないよ」
だそうな。
==============================追記ここまで==============================
Bloombergの「ついったからぐぐる先生へのデータ提供再開?」って記事。
現時点では謎の消息筋複数人からの非公式情報ですが、今までの流れをおさらいするとありそうだなーと。
~~ぐぐるさんとついったさんのなれそめ~~
2009年に先生にツイートデータを提供開始したついったさん。
ぐぐるさんも大喜びで、
でも2011年にいろいろあってお別れ。
そんな感じでギクシャクしてた二人の関係が、2014年になって好転。
きっかけはついったさんのある実験。
人気のあるハッシュタグ50000個をウェブページ化してみたところ、一年間でついったさんにログインしていないユーザー(≒新規ユーザー)が750万人/月→7500万人/月に!
全部が全部ぐぐるさんからの自然検索トラフィックでは無いにせよ、SEOって大切だねーとついったさんのCFOもデレてました。
そして今日の謎の消息筋による発表と。まだ二人ともツンツンしてて、公式コメントは出てません。
もし実現したとして、気になるのは
ソーシャルシグナルのランキング要素利用復活。
昔は自然検索・ニュース検索などのランキング要素に利用してたけど、2014年1月にはマット先生が「データを即座に正確に取れないから、ランキングには使ってないよ!」って言ってました。
その後もオフィスアワーでちょくちょく聞かれてはむーさんが「使ってないよ( ´∀`)小細工しやすい要素だしね」って笑顔で回答してます。
何度おなじ質問されても笑顔のむーさんは仏だと思う。
今回の話が実現すればマット先生が言及してた懸念点は解消されるわけです。
元Googleのペドロさんが言ってるように、データを流し込む仕組み自体は昔のがあるんだから短期間でアップデートできそうですし。
あとはスパム対策できればランキング要素に採用しない理由は無いと思います。
Bloombergの記事で「既に両社のエンジニアが着手」ってのはスパム対策の比重高そうだなーと妄想したり。
明日の朝には一つ動きがありそうなので楽しみ。面白いことになったら更新します。