2014年12月31日水曜日

12月30日オフィスアワー(冒頭1/4ほど)

年末なのにオフィスアワーを開催してくれるやさしいむーさん。
人気のないオフィス内でいつもと違うお部屋。もしかして休日出勤でしょうか?さすが仏のむーさん。
あまりの福々しさに背後霊も顕現しているご様子。



・・・なにこれこわい

そんなわけでお出かけするまでの間、今年最後のオフィスアワー内容をつらつらと。

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サイトマップのインデックス数が変動するのはなぜ?
(´・ω・`)
なんで?GWT上でインデックスされてるURL・されてないURL確認できるようにしてくれない?
( ´∀`)
でかいサイトだとそうなって当たり前だから気にしないで。
サイトマップをカテゴリ単位とかで分割してアップするのおすすめ。
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とは言うけどやっぱりどのURLが知りたいのも人情だと思うの。


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GWTの新機能って何?
(´・ω・`)
こないだ言ってたGWTの検索クエリに関する面白い新機能なんだけど、追加情報ない?
( ´∀`)
ないしょ。
まだ手を付け始めたところだから気長に待ってて。
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結構楽しみにしているこの機能。より有用な情報を拾いやすくしてくださるとのことなので、気長に待つとします。



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ぺんぺんについて
(´・ω・`)
ペンギンさんの新しい情報ない?
( ´∀`)
特にないよ、ごめんね。
エンジニアの皆さんもいったん手を休めて経過を見守ってるんじゃないかな。
(´・ω・`)
ペンギンさんが理由でサイトをクロールすることってある?
( ´∀`)
いや…クロールとアルゴリズムはまったく別物だから。
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後半は結構誤解している人が多い気が。
実際にはクロールされる→そのデータがアルゴリズムに利用される→変化が出るなのですが、
現象面だけ見てるとアルゴリズムに変化がある→クロール指示に見えてしまうのもやむなし。



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ページの品質について
(´・ω・`)(バリーさん)
うちのサイトなんだけど、パンダの影響受けたのかな?
( ´∀`)
いやーサイトあまり見てないし、アルゴリズムが実際何を見てるかとか知らないし( ´∀`)
パンダに関して言えるのはこんなところ。
・「記事に日付が振ってあるかどうか」とか技術的な問題はあまり気にしないこと。
・「ページ全体」を見ること。Googleはページ全体を見て判断する。
メインコンテンツもそうだし、ページの下のほうにあるコメント欄とかもね。
GoogleにとってはUGCも「ウェブマスターが発表したコンテンツの一部」だから。
・「独自性がある」≠高品質、おぼえておいてね。
(´・ω・`)(バリーさん)
・・・つまりうちの場合コメント欄に気をつけろってこと?
( ´∀`)
ページ全体を見ようね( ´∀`)
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しっかり要点に答えつつ、腹芸も忘れないむーさんがかわいい。

UGCの管理とかマジ大事。評価も責任も全部ウェブマスターのもの。

「独自性がある」だけで素晴らしいと誤解されてる方も多い気がします。俗に言うトレンドブログの方々とか。
独自性があるってだけならちゃんと芸能人に取材して書いた記事も、それを見たおっさんが飲み屋で語ってる芸能評論も同じ。
「独自性があること」は評価されるための最低条件で、ぐぐるさんがおすすめするためには他の付加価値が必要ですよね。


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ページの中身と広告
(´・ω・`)
ページの中身とあってない広告が掲載されていることがあるけど、なにか問題になる?
( ´∀`)
UXを損なわなければ問題ないんじゃないかな。
但しアダルト広告には注意。
ページの中身はアダルトじゃないのにアダルト広告掲載してたりすると、セーフサーチとかに引っかかるかもという別の問題が発生するから。
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一時期やたら多かった、アダルト広告一杯のまとめサイト・トレンドブログが減少したのはここら辺を実感したからなのでしょうね。


今年はここまで。続きはまた年明けに。
来年もよろしくお願いいたします。

2014年12月2日火曜日

今回のペンギンさんはゆっくりさん

11/27頃から海外では「これペンギン3.1なんじゃ・・・」「感謝祭の時期に更新とかないわー」とプチ盛り上がっていたのですが、3.0がまだロールアウト中だそうです。・・・マジか
バリーさんあての公式声明によると、「ペンギンのロールアウトが進行中で、27日辺りの揺れはその影響」とのこと。

・・・ここで11/17のオフィスアワーを振り返ってみましょう。
むーさん:( ´∀`)ペンギン?終わったんじゃない?ミラノ行って忙しかったから知らんけど
本当に知らなかったというオチでした。もー


流石にバリーさんも面食らったらしく、「このメッセージを新しいウェブスパムチームのトップから受け取った」てな誤記をしてしまったようでコメント欄でいろいろ突っ込まれてます。
今でもトップはマット先生で変わりないようです。

ご当人は現在こんな感じではじけてますが。あと「正しいED治療薬の選び方」書いたり。
先生は自由だ…

てなわけで10月18日生まれのペンギンちゃんは生後一月半のいまでもよちよち歩きながらがんばってます。

2014年11月24日月曜日

11月21日オフィスアワー(中盤まで)

今回のテーマはモバイルフレンドリー。
GWTにチェッカー搭載とか「スマホ対応」ラベルとかで積極的な取り組みが見られる話題だけ合って、結構面白いことが聞けました。
まずは前半だけ。中盤まで書いた
18日の分もいろいろ追記したので、ついでに読んでやってね。

あとバカ毛さんが面白い実験を。
>「flashがあるけど何なのかがわからない」≒「何もない」
>→「でもリンクは集まっているから人に評価はされているようだ」≒「価値があるのかもしれない」といったような具合に。
興味深いのでとりあえずリンクしてみた。

このマインドマップも面白い。
>透けるメガネ
ほう。
>って言ってる人がいた
ほほう。


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モバイルフレンドリーなページがない?デスクトップ版を見せればいいじゃない
(´・ω・`)
モバイル向けのページが無い場合、モバイルユーザーを404ページに飛ばすのってGoogle的にどう?
( ´∀`)
モバイル向けのエラー扱いするよ。
コンテンツがあることを伝えるためにも、デスクトップ向けのページをそのままお出ししたほうがいいと思うよ。
モバイルフレンドリーかどうかはURL単位で判断するし、「スマホ向け」表示もURL単位。
ウェブサイト内にモバイルフレンドリーなページとそうじゃないページが混在していても、まったく問題ないから。
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以前の推奨から変更なしということで。

「スマホ対応」もURL単位で判断してくれるらしいし、できるところからこまめにモバイル対応していきましょう。





URL移転する時はシンプルに301だけで
(´・ω・`)
URL移転する時に「①旧URL→新URLに数週間カノニカル ②それから301転送」って方法どうかな?
( ´∀`)
単純に301転送するのが一番だよ。
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シンプルイズベスト。
カノニカルは技術的な制約があったり、ユーザーが転送されると混乱しちゃいそうだったりする時に。


■モバイルUX要素はまだランキングシグナルには使ってなさそう
(´・ω・`)
GWTの「モバイル ユーザビリティ」に表示される項目って、モバイル検索のランキング要素なの?
( ´∀`)
いい質問だね!
検索結果上での「スマホ対応」表示とかモバイルUX周りでいろいろやってるけど、質問の件について今のところお伝えすることはないかな。
その機能使うとサイト全体を確認できるから、サイト改善の余地とか見つけるのに使ってね。
「サイト全体をモバイル向けにしたつもりだけど、一部テンプレートを更新し忘れてた」とか見つけられるよ。
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いい質問だね!特に言うことはないよ!でちょっと吹いた。

ランキング要素入りは今後の課題なのでしょうね。評価難しそうだし。




「続きを読む」等、何かしないと全文が表示されない場合の注意点
(´・ω・`)
UXに配慮してテキストの半分以上を隠してる。
隠してる内容はクロールされてるけど、インデックスされていないっぽい。
重要なコンテンツはファーストビューに出してるけど、Google的にどう?
( ´∀`)
「重要な内容は見えるようにしておく」 これとても大事。
「隠されてる内容=そこまで重要じゃない内容」と判断してるから。
クリックしないと見られないようなコンテンツの中に重要な情報が入ってるなら、別URLに切り分けてインデックスさせるのがお勧め。
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前回Barryさんが気にしてた「クリックして続きを読む」ようなページへの評価に関わる回答。

「記事の冒頭○○文字を表示して、そのあとは”続きを読む”」みたいな設定だとちょっと注意が必要。

そういった場合は概要説明を用意してトップに表示するか、別ページに切り分けろってことでしょうか。めどい。




モバイル向けページ独自のインデックスは無い
(´・ω・`)
モバイル向け独自のインデックスってあるの?
スマホで検索したときだけうちのサイトが引っかからないんだけど・・・
( ´∀`)
フィーチャーフォン向けのはあるけど、スマートフォン向けのはないよ。
引っかからないのは何かGoogle推奨設定にあってないからじゃないかな?
(´・ω・`)
動的配信してる時に、同じURLでモバイル・PCで別コンテンツを配信してるとどうなる?
( ´∀`)
メインコンテンツによって判断するよ。
同じメインコンテンツでGoogle推奨設定に合っていれば、多少デザイン・サイドバーとか変わってても同一扱い。
メインコンテンツが別物なら別サイト扱い。
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カタマリフィロソフィーしませう
(´・ω・`)
高品質で、順位も高い競合相手が多い分野に参入する時のお勧め戦略は?
( ´∀`)
ビジネスとかマーケティングの質問だこれ(;´∀`)
大手が目をつけてないニッチで地位を確立して、そこからゆっくり手を広げよう。
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すごく既視感があると思ったらこの動画
マット先生もお勧めカタマリフィロソフィーしましょう。
塊魂いいよね・・・3D酔いするから長時間プレイできないけど。


■まとめられるサイトは一つにした方がいいよ
(´・ω・`)
似たような製品に似たような説明をつけて売ってるECサイトを、オーディエンスやマーケティングの微妙な違いにあわせて2つ持ってる。
Googleが表示するのは一つだけ?
( ´∀`)
ユーザーに両方お見せする意味がなさそうなら、片方だけをGoogleで選ぶ。
まとめたほうがユーザーにとってもいいだろうし、管理の手間も減るしでいいんじゃない?
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あくまでもお勧めなので、「それでも俺は別サイトに分けたい!」という方はお好きなように。
まとめないほうがいいケースが思いつきませんが。


デスクトップページの表示速度がモバイルページのランキング要素に使われます(現在)
(´・ω・`)
デスクトップページの表示速度がモバイルページのランキング要素に使われてるって本当?
「デスクトップ版の表示は十分早いけど、モバイル版の表示が論外」って場合でも、ランキングには悪影響出ないの?
( ´∀`)
現時点ではその通り。
でも今後モバイルページに関する情報をさらに拾うようになれば、ランキングにも反映されるはず。
ユーザーのためにも、モバイル版ページもモバイルフレンドリーツールで合格点貰える程度には速くしてね。
UXへの影響大きいし、あまり遅いとユーザー直帰しちゃうから。
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鈴木謙一氏がこちらの記事で報告してくださったこの件。なんかちょっと奇妙な感じ。
いずれはモバイルの表示速度でモバイルのランキングに影響、っていう腑に落ちる形になるんでしょうね。



■パクリはある程度Googleで検知するよ
ω`)
自分のコンテンツがクロールされる前に他のサイトにパクられて、結果パクりがオリジナル扱いされることってある?
 ( ´)
理論的にはないとは言えないね。
でもGoogleもそういうことには慣れてるし、うまい具合に処理するから安心してね。
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基本的にはうまく処理してるんだろうな、というのはいろいろ見てて実感してます。
とはいえ処理されてない事もあるんで、そんな時にはフォーラムに相談してね!(宣伝)


■モバイルサイトマップはフィーチャーフォン用
ω`)
動的配信のサイト運営してて、モバイルサイトマップ提出したのにインデックスされない
 ( ´)
あー・・・
モバイルサイトマップってフィーチャーフォン用なのごめんね。スマホ用じゃないの。
スマホ用のページには普通のサイトマップ使ってね。
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同じ「モバイル」って言葉使ってるから誤解する人もいるのでしょうね。
モバイル≠ガラケーになっていくのを見て切なさを憶えるおじさん


■ユーザー行動指標はランキングに利用していない
ω`)
Googleカスタム検索利用者の行動とか統計ってランキング要素に使ってる?直帰とか
 ( ´)
カスタム検索はいろんな方法で埋め込めるから、Googleがデータ抽出するのすら厳しいと思うよ。
通常のユーザー行動指標も検索機能には使ってないよ。
アルゴリズムの動作評価に使うことはあるけど、サイトの品質評価に使うとかどう考えても意味がないしね。
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サイトの構造によって直帰・滞在時間・訪問ページ数とか品質に関わらずいくらでも変わりますしね。
Google公式ブログとか関係者発言とかで「直帰・CTR等々をサイト改善に役立てよう」ってアドバイスしているのを誤解している人も多いのかも。
順位と相関関係はあるかもしれないけど、因果関係は無いと思うよ。


■ペンギンの更新頻度は善処します
ω`)
ペンギンの頻度増えそう?もう一年待ちとかなさそう?
 ( ´)
皆速くしようとがんばっているから、きっと速くなるよ。何時とは断言できないけど。
チームの皆もがんばっているよ。
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中盤になって今回初のペンギン質問。そしてむーさんの伝統芸的な返し。


■「オーソリティーの高い医薬系サイトを見つけ出すアルゴリズム」はない。
ペイデイローンアルゴリズムの対象は「ペイデイローンサイト」のみ。
ω`)
ビタミンサプリをあつかってるECサイトの順位が落ちた…
前にマット先生が検討中だって言ってた「オーソリティの高い医薬系サイトを見つけるアルゴリズム」なの?
それともペイデイローンアルゴリズムが更新されて、他のスパミーな分野にも適用されるようになったの?
 ( ´)
確かに医薬系はユーザーへの影響が大きいから気をつかうべきだけど、そんなアルゴリズムないよ。
あと、ペイデイの対象は本当にペイデイローンサイト限定。
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むしろ「そういうアルゴリズム作ってよ!」という感じの前半。
まっとうな情報欲しいクエリで○○まとめとか「お勧めアイテムベスト10!」みたいな恣意的ランキングとかいらんしね・・・
そして気になったのがペイデイの件。
"No, that would be really specific to payday loan sites."とのことですが、マット先生は「ペイデイ2.0はカジノ・ポルノ・薬品等のサイト対象、ペイデイ3.0はペイデイローン・カジノ・バイアグラ等のスパミーなクエリ対象」と言っていたような。
①むーさん的にはペイデイ系サイトの中にそこらへんも含まれる
②実は仕様変更があった
③うっかりむーさん
④うっかりマットさん
どれだろう。

2014年11月18日火曜日

11月18日オフィスアワー

先日のオフィスアワーより、興味深かった3点だけよりぬきで。 →全部書いた

■hreflangは個別ページに振らなくても、サイトマップでやれば十分。
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何かと役に立つであろう豆知識。
もちろん設定する時にはカノニカルなところ同士でね、と念押ししてました。
詳しくは前回参考。むーさんお手製の図もあってごあんしん。


■「Google」でgoogle.comより上位表示する方法

(´・ω・`)
いっつも「ユニークなコンテンツ大事」って言うよね。
じゃあ「Google」「Wikipedia」「Nike」で公式より上位表示とかできるの?
本当にユニークって大切なの?
( ´∀`)
コンテンツ・妥当性・ユニークさがすごいなら不可能ではないよ。
「Google」「Wikipedia」「Nike」みたいな大手サイトを特別扱いしてるわけじゃないよ。
彼らの築いたコンテンツ・評判・妥当性を評価してるわけだから…簡単には抜けないだろうけど。
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ちょっと意地悪な質問にも素敵な回答。
AmazonとかAppleとかがいい例ですよね。
積み上げたコンテンツ・評価・妥当性を評価されたからこそアマゾン川や林檎よりも上にいるわけです。


■皮肉が鋭いむーさん

(´・ω・`)
もしかしてペンギンの質問とか飽きちゃった?
( ´∀`)
SMXミラノではペンギンの質問されなかったんだ。面白いよね。
ミラノに来てた人たちはこことは層が違うのかな?質問のタイプがぜんぜん違うの。面白いよね。
イタリアの人たちは進んでるから、こんなことは気にしないのかもね( ´∀`)
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ナイス皮肉で答えるむーさん。この時顔が出てなかったのが残念。
ちなみにペンギンのロールアウト終わった?という質問にも
( ´∀`)終わったんじゃない?ミラノ行って忙しかったから知らんけど
といい投げやりっぷりでした。

■nofollowリンクはPageRank・シグナルを渡さない
( ´∀`)クローラーが通ったりGWT上に出したりするけど、それだけ。
判断材料には使わないよ。
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リンク先に「こんなページがあるよ」ってことを発見するのに使うけど、
リンク先が「こんなページだよ」って判断には使わないよ。

■HTMLタグのミスはそれなりに修正して解釈してます
(´・ω・`)
カノニカルタグがちょっと間違っててもちゃんと解釈してくれる?
( ´∀`)
HTMLの書き間違いとか扱い慣れてるし、結構な確率で正しく修正して認識するよ。
でも100%じゃないから、カノニカル・noindexとかはしっかりチェックしてね。ミスると大変だから。
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流石はぐぐる先生。オートコレクトはお手の物。
確かにカノニカル・noindexのミスとか洒落にならないんでそこだけは注意。


■H1タグ・アンカーテキストをデスクトップ・モバイルで別にする時は要注意
( ´∀`)
両方のメインコンテンツが一致してることが大切。
文章ちょっと縮めるとか画像を縮小するくらいならいいけど。
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H1が変わるとか一部削除されるとかするってことはメインコンテンツ変わってるか消えてる可能性高いわけですしね。
そうでないとしたらそれはそれで「H1として適正な内容になってないかも」という問題が
■否認リストがアルゴリズムに「完璧に」反映されるのは結構時間かかるかも
( ´∀`)
否認リスト内のURLが自然にクロールされる時期はまちまち。
否認リストが大きければクロールされにくいURLの数も増えるだろうから、
完璧な反映までに9ヶ月ぐらいかかってもむーさんならびっくりしない。
それぞれのURLがクロールされるたびに徐々に反映されていくよ。
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・否認リスト出したからといって、即座に記載されたURLを見に行ってくれるわけではない
・リストが小さくても運が悪いと(記載URLのクロール頻度が低いと)完璧に反映されるまで時間がかかることがある
・その間も否認の効果は右肩上がりに増えていって、やがて100%に達する。0か100かじゃない
・アルゴリズムさんが「これnofollow扱いね」という判断ができるのはクローラーが回った時
ってな感じなんでしょうか。
いずれにせよ早いうちに否認するに越したことは無いので、こまめに否認リストは更新しましょう。

ナレッジグラフに採用される方法?無いよ
(´・ω・`)
ナレッジボックスにうちより順位低いサイトの内容が使われてるんだけど?
( ´∀`)
ナレッジグラフ系のものに採用されるための方法とか無いんだよね。
構造化マークアップしてくれれば正確な内容を伝える役に立つかも。
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ここは先生のお心しだいということで。
バカ毛さんで紹介されてた「シュレディンガーの猫」もぐぐる先生のお眼鏡にかなった答え・・・マジか

■JSON-LDは現在イベント関係だけサポート
( ´∀`)
今後手を広げるかもしれないけど、今はこれだけ。
あとJSON-LDにしか記述されてないURLは辿らないよ。ユーザーに見えてないから。
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後半はスパム警戒とかもあるんでしょうが、ユーザーに見えない以上辿らないという実にまっとうな見解。
GWTの検索クエリ、表示日数がおかしい
(´・ω・`)
WMTの「検索クエリ」はデフォルトが直近30日に設定されてるよね。
でも実際は直近2~3日が取れてないじゃない。
つまり27~28日分しか取れてないよね?
他の期間と比較する時とか、27~28日分の直近データと30日分の過去データを突き合せるしおかしくない?
( ´∀`)
確かに…
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言われて初めて気づきました。修正してくれるのかな?
そして先週に引き続きあわあわするむーさん。かわいい。


■500番台エラーを一時的に出したからといって、順位に影響はない。
(´・ω・`)
ECサイトで500番台エラー出してたら、一部順位が戻らないことがある。
これってGoogleにサーバーの安定性を問題視されてるってことなのかな?
( ´∀`)
そんなことないよ。
404だろうが500番台だろうがいずれ戻ってくるものとして認識してるよ。
発生率が評価に悪影響を与えることもない。
長期間503出しっぱなしだと「これ消えてるよね?エラーコード間違ってるだけだよね?」と解釈することはあるけど。
長期間ってどれくらいかって?しらない!
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503は適切に使ってれば問題ないと。
もちろん長期間だしっぱなしとか、増してや403と間違えるとかダメですが。

2014年11月16日日曜日

Googleは「公平な場で競争がしたい」

マット先生がブログに実にいい記事を書いていたのでご紹介。
2013年半ば、サーバー間でのXMPPについてGoogle社内で討論していた頃にマット先生が社内向けに書いたものだそうです。
ざっくり言うとこんな感じ。
“「悪を成さない」のも大切だけど、「公平な場で競争していく」意識がさらに大切なのでは。
現状で守りに入らないで、常に競争相手と対等に殴りあえる環境を保とう。
ユーザーに謙虚に向き合えるし、いつも気を抜かずにベストを尽くせるから。”
・・・なにこのかっこいいラスボス思考。
データエクスポートでユーザーへの価値提供+自身の引き締めを双方とも達成してる辺りが流石。 

翻訳+一部リンク先からの説明を追記してます。
あと(実名は伏せる)の悪人ってどこでしょうね。顔で本のところでしょうけど。

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Googleは「公平な場で競争がしたい」

Googleは設立当初から“悪を成さない”という原則を発表している。
2006年にはエリック・シュミットが以下のように明言した。
“Googleはユーザーのデータを囲い込んだりしない。
ユーザーがGoogleでの検索履歴をエクスポートし、Yahoo!で利用したいなら喜んで協力する”
僕が思うに、GoogleのDNAにはもう一つ、まだ明文化されていない原則が埋め込まれている。
「Googleは公平な場で競争がしたい」のだ。

公平な場での競争はメリットベースで、我々は真摯に取り組まないとならない。
Googleより優れた検索エンジンが出現すれば、ユーザーはすぐそちらに流れる。
だからこそ、我々は常に検索結果の改善方法を追求する必要がある。

同じような理由で、ユーザーがGoogleを見限る可能性があるからこそ、
我々は優れた製品の開発によるユーザーのロイヤルティ獲得に真摯に取り組める。
データツールによるユーザーデータ出力によって、ユーザーはGmail/カレンダー/Google Docs/広告キャンペーンまで、ビジネス用のあらゆるデータを他に移転することができる。
だからこそ我々は謙虚でいられるし、真摯に働き続けることができる。
我々は公平な場に対して製品を提供する努力をしなければいけないし、
だからこそ常に最良の製品・サービスを提供するというインセンティブを維持できる。

Chrome/Androidの重要性も、「公平な場を求める姿勢」から一部説明できる。
Chromeが無ければGoogleはIEなどのブラウザに依存することになる。
Androidが無ければ端末メーカーによってGoogleが遮断されることもありうる。
Chrome/AndroidによってユーザーはGoogleに邪魔されずに接続できる。
他社の「不公平な可能性がある場」から保護できるわけだ。

Open Webプラットフォームは、Google関係者にとって「極めて公平な場」の代表だ。
Google関係者が「クローズドプラットフォーム」「自社規格」「相互運用性に欠ける製品」を嫌うのもそのためだ。
「公平な場で公正に競争したい」という欲求があるため、自然とオープンな基準・プロトコルや相互運用性にたどり着くことになる。

相互運用に消極的だが、近年成功を収めている企業もある。
ある企業(実名は伏せる)は、Gmailからコンタクト情報を吸い取れるが、その逆は拒否している。
気がかりなのは、ここから「公平な場において、データを自由に提供しても悪人のカモにされるだけ」という誤った教訓を導くことだ。
「我々はよりよい行動を促進する方法を考え出すべき」。これこそが得るべき教訓だ。
一例として、Googleはコンタクト情報のエクスポートに相互性を要求することにした。

Googleの上層部には、「ユーザーに美しい、潤滑な体験を」という明確なビジョンがある。
僕もそれは極めて大事なことだと思うが、同時に「機能的である」ことという点も重要だ。
「機能的」とは「ダウンタイムが無い・常に動作する・速い・ユーザーの求めるものを提供できる」ということ。
「美しい、潤滑な体験」は「機能的」という基礎の上に成立すべき、というのが僕の信念だ。
多くのGoogle関係者にとって、「機能的」には規格・プロトコルのオープン性、相互運用可能、そして「公平な場」が含まれているはずだ。

Googleは”オープン性”・“透明性”・“公平な場”といったネットの原則を実によく推進してきた。
「公平な場での競争を」は「悪を成さない」原則から導き出されるものだ。
だが、皆「Googleは公平な場での競争をしたい」点を認識し、強調したほうがいいのではないか。
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